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毛穴・ニキビ痕

黒ずみ毛穴

脂性肌、皮脂分泌が過剰である部位、または化粧がきちんと落とされていない部位は皮脂や汚れがたまりやすくなります。
それが酸化することによって「黒ずみ毛穴」となります。皮脂分泌が多い鼻(いわゆるイチゴ鼻)によくみられる症状です。

開き毛穴

皮脂が過剰に分泌して古い角質と混ざり合いフタをすることで毛穴を押し広げた状態になったり、毛孔開口部が角質異常を起こすことで毛穴が広がって見える状態です。
脂性肌の人だけではなく乾燥肌の人も水分と皮脂量のアンバランスで毛穴が開きやすくなってしまいます。

たるみ毛穴

一生を通じて毛穴の数が大きく変わることはありませんが、加齢により真皮のコラーゲンやエラスチンといった線維細胞の密度が減少することでゆるんで広がり、点状の毛穴から涙状の毛穴へと面積が広がって「毛穴の面積が増える」ことで毛穴が目立つようになる状態です。
真皮のコラーゲン、エラスチン密度を増すことでハリを取り戻し、毛穴の面積を減らして目立ちにくくする治療が有効です。

ニキビ跡

ニキビ跡には、炎症をおこし皮膚が凹んでしまう状態や、黒ずみ、赤みが残る赤ら顔、色素沈着などがあります。

赤みのあるニキビ跡

ニキビができて6カ月以内のものは炎症の跡が残っている状態です
6カ月~1年以上経過しても消えない赤みは、肌の表皮および真皮の層がダメージを受けたことにより薄くなってしまい、皮膚の下にある筋肉や血管が透けて見えている状態になっています

色素沈着

ニキビ跡の色素沈着にはヘモグロビンとメラニンが関係しています
紫がかった色素沈着はヘモグロビンが影響しています。
ヘモグロビンによる色素沈着が治まると、メラニンによる茶色いしみよのうな色素沈着になります。

クレーター

ニキビが繰り返し発生し、赤ニキビから化膿ニキビへと症状を進行させた結果、ニキビによってできた傷が真皮に達し、真皮組織を複雑に壊したことでできた瘢痕(はんこん)です。
炎症が沈静する過程で、真皮が修復できたところとできなかったところが生じて、肌の表面が平らではなく凸凹になってしまった状態がクレーターです。
真皮組織の深部を複雑に壊してしまうと、元の肌状態に再生するのは極めて難しくなります。
爪でつぶしたり、誤ったスキンケアで、皮膚の深部を傷つけてしまうことでも、クレーターを作る原因になります。

しこり

化膿が皮膚の深部にまで達してしまい、皮膚の異常再生が起こり、しこりになる場合があります。ニキビによる炎症が治まった後、線維芽細胞が壊れた真皮を修復しようとして細胞を作り過ぎてしまうため、盛り上がってしまいます。

ケロイド・肥厚性瘢痕

傷跡の線維成分が過剰に増殖すると、ケロイドや肥厚性瘢痕と呼ばれる状態になります。
ケロイド
特別なけががなくても、ニキビなどがきっかけになって、胸や肩、顔、背中に出現することもあります。餅を伸ばしたように元々の傷の範囲を超えて広がっていきます。
肥厚性瘢痕
真皮(皮膚の深いところまで)に達する傷の治癒が遅くなることにより赤くなり膨らんでくるもので、関節部位に多くみられます。
 
どちらも体質や傷の部位でなりやすい病態で、痛みや痒みを伴うことがあります。再手術で切除しても再び膨らみが出てくることがあります。
当院ではテープでの圧迫やステロイドの局所注射などをお勧めしています。
 
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